OTOMORICHについて
OTOMORICHが見ているのは、グラスの中だけではありません。ひと口の先に生まれる静かな余韻、テーブルに落ちる光、そこにいる人の表情まで含めて「一杯の体験」を設計します。私たちの役割は、ただ良いお酒を並べることではなく、合う一品と出会わせて“完成”まで連れていくこと。それが日々の機嫌を整え、なんでもない夜を少しだけ特別に変えると信じています。
世界には無数の物語があります。畑の風や海のミネラル、つくり手の矜持、—そうした背景を、家庭の食卓の言葉へやさしく訳して手渡すのがOTOMORICHの流儀です。難しい説明よりも、今夜のあなたに寄り添う“わかる言葉”で。誇張しないこと、嘘をつかないこと、そしておいしさの理由を丁寧に伝えることを大切にしています。
私たちが目指すのは、派手な演出ではない静かな贅沢です。香りが重なり、旨みがほどけ、会話が自然と続いていく、そんな時間を生むために、選び方にも伝え方にも一貫した美意識を通します。今日の気分、誰と飲むか、どんな小皿を添えるか。暮らしの文脈にぴたりと合う一組を、確かな基準で選んでお届けします。
OTOMORICHは、つくり手への敬意と、使い手への誠実さのあいだに立つ編集者でありたい。物語を壊さず、一段引き出し、あなたの一杯語へとつなぐ。小さなご褒美が積み重なって、日々が少しずつ豊かになる、その循環を、私たちは提案いたします。